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letra de sugar addiction - 澤田空海理 (sori sawada)

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[intro]
夜風をドライヤー代わりにしたら
待ち時間にベランダで燻らした。
銘柄を変えたら慣れるまで
時間がさ、かかるからさ。
まぁ、良いけど。良くないな。

[verse 1]
このまま嘘をつきあって
なんとなくのままで付き合って
甘い生活には相応の砂糖が要る。
浮腫んでしまうのは嫌だなぁ。

[pre-chorus]
吸わないのなら火は消して。
不快な煙だけ寄越さないで。
困ったら煙に巻かないで。
逃げないで。そのまま座っておいてよ。
向き合うことと喧嘩はちがくて。
受け流して優劣を決めないで。
肺に入れない吸い方は
言葉の受け取り方とおんなじだね。

[chorus]
内心、馬鹿にしているのは
お互い様。今更で殊更。
大概、君が折れたフリ。
それって、すごく、すっごくさみしいね。
[bridge]
寂しいね。

[verse 2]
甘い暮らしになぞらえたような
甘い分別のゴミ出しをしている。
更新されない口癖と
文面が似通ったまま直らない。

[verse 3]
待てど暮らせど消えないな。
偽物の生活みたいだな。
電子タバコの後味のよう。鼻白む。
でも、徐々に馴染んできたから。

[verse 4]
話している時間よりも
話していない時間の方がきっと
よほど大事なことだよ。
面白い話なんて頼んでないよ。
あなたが何を見て、誰を見て
何を考えて、何を感じたか。
あなたを作っているもの
瑣末なことさえ汲み取りたかった。

[verse 5]
顔パックはするくせして
野菜は食べない私のこと。
私くらいは大事にしよう。
安全なところに辿り着けるまで。
[verse 6]
秋の匂いがしては思い起こして
代わりに吸うたび、想いを漉す。
あなたの価値は500円になった。
次の値上げで辞めにするよ。
もう、なんで好きかもわかんなくて
でも、好きだけで十分じゃないですか。
鼻につくバニラの煙が憎い。
忘れる時まで払い続けるよ。
吸わないのなら火は消して。
不快な煙だけ寄越さないで。
あ、でも尽きるのを待っているのは
なんか、私たちみたいでかわいいね。
可哀想だね。

[outro]
私は私で、あなたはあなたで。
そんな簡単なことが出来なくて。
肺に入れない吸い方も
悪くはないけど、こっちを向いてよ。
最低とか、最高じゃなくって
曖昧に甘いだけでよかったよ。
含蓄のない話でいい。
そしたら、次はさ。
あぁ、次ね。

- 澤田空海理 sori sawada

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