letra de 歌 - 小椋佳
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幼い日に 訳も知らず いつの間にか 歌っていた
気が付いたら 歌が好きで 好きで好きで 歌っていた
暇さえあればいつも 歌を口ずさんでいた
この世に遊びごとが 他に何も無くても いいほど
歌を卑しめている 街に溢れる歌
我慢できず私は みずから歌創り 始め
若い胸に 想い溢れ 次から次 歌ができた
歌うことも 創ることも 好きで好きで 歌ができた
歌は吐息溜息 愚痴嘆き憤り
歌は祈り呪(まじな)い 救われたい命の 隠れ家
底なし沼の上に 浮かべた丸木舟
位置の定まらぬ星 無限の闇空に 光り
恋には飽きたりする 愛も冷めたりするし
好きなことが好きでも ないと移ろう辛さ 儚さ
富士山に降る雨の 地中深く下り
尽きぬ清水となって 人々を潤す
そんな 歌よ 湧き立て
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