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letra de miku to doubetsu recitativo (日本語) - keiichiro shibuya

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光がなにか物に当たる
そのことで存在する
なにもかもがそう
わたしたちなんて特にそう

見た目の手触りが

近くで見てるときみの顔がやがて
ヘンに見えてきたっけ

鼻や口
閉じている瞼が
だんだん

空の上から見下ろす
野原とか砂丘
湾岸の工場が並ぶ一帯

そんなふうに見えてきて
鼻の穴は
長い時間をかけて風が空けた孔
ひくひく動くのは
地形がときどきうねるみたいな

守ってあげなきゃときどき
一人でできないコのことは
消えてしまわないように飼い主が
大切にみてあげないと
ううん 別に
ただ目が開くのを見ると
いつも安心するなあと思って

なにそれ?
安心するって変じゃない?
不安になるの?
それって何を
何が不安になるの?
それって何を
何が不安になるの?

何がだろうね
確かに
そう言われるとわからない
だから気にしないで

今日はヘリコプターが飛んでる

なぜ?

分からない
すごく大きな音

そうなんだ?
空は曇ってる
どこかこの近くで
駅の前なのかな
演説してる人がいる
何を言ってるのか聞き取れない
ヘリコプターがうるさくて
それに声も割れちゃってるし

今日はなんか特別の日なの?

別に普通の日
みんなきっと仕事に行って
普通に学校に行って
普通にバイト行って
普通に連休の予定とか
立てはじめようかみたいな人もいて

聞いて

なに?

わたしさっきまで
自分が呼吸をする夢を見てたかもしれない
あの人誰だろう
気になる
こっちのほうに歩いてきてる
自販機でなにか
たぶん缶コーヒーみたいなのを買った
そんなのありふれたことだと思う

気になるのは見た目がね
きみに似ようとしてる
髪が同じ長さ

色も同じにしてる
でも似てもつかない
そんなひと見たことある?

やっぱりこっちに向かってる
わたしまたくるね明日
それかさって

行くの?

わたしとこないほうがいいんだろうから

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